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地域とランドマーク

2005月10月3日

津川康雄(2003):「地域とランドマーク-象徴性・記号性・場所性-」、古今書院

ランドマークが地理的空間において、象徴性、記号性、場所性などを有し、人々の空間イメージを形成し、生活や感性を育む。
ランドマークは視覚的に捉えられる対象であり、時代性をもち、社会システムや生活空間と密接に関連している。
人間の方位・位置認識などの空間認識においてランドマークは大きな役割を果たす。
城郭も都市イメージや公的空間としてのランドマークである。
大観音などの宗教的ランドマークもある、大観音は女性的であるが、不動明王のようなものはランドマークには成得ない。
校歌に謳われる自然は主に山である。独特の形やアイスポットとしての機能があるため。
ランドマークには仰ぐタイプと俯瞰するタイプがある。
東京タワー含め、電波塔は当初は電波の中継などが仕事であったが、次第にその機能よりもランドマークとしての役割を担ってきた。
平野におけるアイスポットとしての役割や、展望台としての役割を果たしている。



10月4日(火)00:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | 論文 | 管理


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